:*ハイブリットティーローズ(HT)四季咲大輪系・HYBRID TEA ROSES
四季咲大輪系で、花は直径10cm以上の大きさ、一枝に一輪が基本で、日本では最も栽培が盛んな系統。
1867年、この系統の第一号「ラ フランス」と名付けられたピンク色の品種が誕生した。
一般的に以後に作出された品種をモダンローズ、以前の品種をオールドローズという。 
ハイブリッドティー系はモダンローズの代表的な系統

*フロリバンダローズ(FL)・四季咲中輪系・FLORIBUNDA ROSE
四季咲中輪系で、花は6〜10cm位の直径で、 一枝に房状に咲かせる。
品種によっては20輪以上の房咲ともなり見事。
一輪一輪の美しさよりも集合の美しさである。
育てやすい品種も多く、バラ園や花の公園などでは数多く植えられている。
一株あたりの開花期間も大輪系に比べ長い。
多くの品種は株もコンパクトに育ち、鉢植え栽培にも適す

*クライミングローズ(CL)・つるバラ系・CLIMBING ROSES
つるばら系で、小輪、中輪、大輪咲きがある。
花は小さいほど多量に咲き、株も2〜10mにも伸びる品種がある。
伸びの少ない程四季咲性がある。
垣根やポール、アーチに添わせ植え、立体的な花景色には欠かせない。
特にポール仕立てでは少面積で多量の花を咲かせ、効果的

*ミニアチュアローズ(MIN)INIATURE OSES
四季咲小輪房咲系で、花は直径5cmより小さい。
ロサ キネンシスミニマから改良されたもので、最近の品種では、フランスメイアン社で作出された「メイアンディナ」系、オランダ デルイター社が作出した「ミニモ」系など各国盛んに品種が作られ、花色、花保ちなど多様化してきた。

*ランドスケープローズ修景用バラ・ANDSCAPE OSES
特に耐病性に優れた品種のグループで、フロリバンダ系に近いものから2〜3mにもシュラブ状に伸びるものまで様々なタイプがある。
花は中輪咲きのものが多く、一般的には花壇植えより、庭や街角や公園などのアクセントとして植えるのに適す。
品種によっては3.3uに一株植えることにより2ヶ年で地面を覆いつくす。
這性の品種では法面の花修景に最適。
また、鉢植えに出来る品種もある。
手入れが少なくても丈夫に育つので、手入れの楽なバラをお求めの方におすすめです

*アンティークタッチローズNTIQUE TOUCH OSES
クォータードロゼット咲きやカップ咲き、または、濃厚な香りといったオールドローズの特徴を引き継ぎつつ、現代バラの長所である四季咲性、豊かな花色、雨に負けない厚みのある花びらなどの特徴をあわせ持つ品種群の総称。
*イングリッシュローズ・NGLISH OSES
イギリス デビッド・オースチンにより改良された系統。
品種の多くはオールド ローズと現代バラとの交配により作出された。
オールドのノスタルジックな花形と共に、強い香りや、趣のある株形で、他の花木や宿根草や草花を混植することにより、イングリッシュガーデンの主役となります。

*オールドローズエリア LD OSES
817年植物学者によって発見されたもので、発見地フランス領ブルボン島に因んで名付けられた。
以後フランス等で主に改良され、スーブニール ドゥ マルメイゾンなど有名な品種である

*原種・ILD OSES
南半球、熱帯地を除く世界中に分布していたといわれる野バラ。
日本だけでも20種の原種があり、他中国などアジアに多い。
それぞれ各国の原種が交配されて長い年月をかけ現代のバラが生まれた。
ロサ キネンシスは中国原産のバラで、現代の四季咲性はこの原種による。

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